「カバートアグレッション」や「マニュピレーター」という言葉を知っているでしょうか?
知らない人も多いと思います。
いわゆる「パワハラ」の一種です。
パワーではなく、いい人のふりして攻撃してくるパワハラです。
パワーで攻めてくるなら、わかりやすい。
しかし、カバートアグレッションの攻撃の仕方は違います。
表面的には、いい人のふりをしているので、ともてわかりにくいです。
もしかしたら、これに気付いているかないかで人生が変わります。
気づかないままいたら、人生が病むかも知れません!!!
この記事では、カバートアグレッションとマニュピレーターは同じ意味とします
この記事は次の方におすすめです。
- 人間関係に悩んでいる方
- なんとなく相手がおかしいと感じているけど言い出せない方
- 人間関係の標的になりやすい方
では、どうぞ!
カバートアグレッションとは
「罪悪感」や「恥」を利用して、相手をコントロールしようとしてくる人です。
具体的には
・相手の方が間違っているのに、「おかしいのは、私のほう?」と思わせてきます。
・相手が悪いのに、逆切れして、こちらの方が謝罪させられます。
・陰で悪口を言って、こちらの精神を削ってきます。
このようなことありませんか?
パオ
わたしはめちゃくちゃありましたよ(泣)
その体験&戦いの記録をブログにしました。
カバートアグレッションの7つの特徴
1.無垢、無知、混乱を装う
都合が悪くなると、物覚えが急に悪くなる。
絶対確認してるはずなのに、知らないふりをする。
2.回避傾向がある
真正面からの答えを避ける、自分が悪くなる質問や答えづらい質問は応えない。
自分の行動から目を避けさせるために、全く違う話しをする。
3.嘘をつく
嘘がめちゃくちゃ上手い=上手に細部をぼかして、誤解を生ませる嘘を付く。
細かいニュアンスをぼかして、相手の立場を悪くしたり、自分の立場をよくすることをする。
4.急に怒る
第3者がいる相手がなだめる側にならざる得ない状況で、急に怒り出す。
怒ることによって、相手をコントロールしようとする。
相手のコントロールが出来ないとわかったら、わざと怒る、泣くなどマウンティングしてくる。
怒って有利なポジションを取る。
こちら側が譲歩すると、すっと引く。
DVの逆バージョンです!要注意!
5.被害者ヅラする
どんなに自分が悪いことをしていても、自分の状況、環境、友人の犠牲者だということを言う。
同情をかおうとする。
6.正当化と矮小化をする
情報を都合よく、サイズを変えてくる。
「自分はこう思っていたのに・・・」
「あなたがやってきたことより、私がやったことは・・・」
自分のことを棚にあげる。
本当は大きいものなのに、小さくしてくる。
7.罪悪感と恥を使う
相手の失敗や恥ずかしい体験を利用して、心を操作しようとする。
カバートアグレッションに身の上話しや失敗談を言ってはいけない!
以上、あなたの周りには7つの特徴に合う人っていますか?
もしいるなら、あなたが苦しんでいた理由が少しでもわかりましたか?
あなたが感じていたことは間違っていないんです!
カバートアグレッションへの6つの対処法
1.カバートアグレッションの特徴を知る
カバートアグレッションだとわかれば、こちら側から攻撃できる。
わからないから、コントロールされる。
また、情報を与えないなど気をつける。
2.線引きする
自分が守るものと犠牲にしてもいいものを決めておく。
損切りラインを決めておく。
相手が限界を超えたら、何をするか2、3個決めておく。
言葉、文章にする自分が追い詰められるまでに決めておくことが大切。
また、自分がカバートアグレッションに求めてるものを考えておく。
自分が相手と関係を持つ理由を知る。
さらに、客観的に自分を見るためににも自分の感情や気持ちをサポートしてくれる存在を持っておく。
3.カバートアグレッションの戦略を知る
相手のねらいを知る。
今、相手はどのように自分をコントロールしようとしているのか考える。
4.絶対に言い訳を認めない
一度譲歩したらダメ。
相手の意図はいくらでも正当化・矮小化できる。
行動だけで判断をする。
5.ダイレクに要求する
相手は遠回しに言ってくるが、こちら側はダイレクトに質問する。
曖昧にしたらダメ。イエスかノーかで相手の攻撃性を取り除いていく。
わかってもらうことを期待したらダメ。
6.WIN-WINをねらう
カバートアグレッションはとことん負けを嫌う。
負かせようとすると消耗戦となるので、線引きで自分の守れるところを守ったら、他は譲る。
一番いいのは、関係を持たないようにすることで、自分に被害が及ばないようにする。
本当にやっかいな相手です。
特に意識してほしいのは、①と②です。
①は相手を理解しないと、こちら側がコントロールされます。
②は自分と相手の境界を意識するということです。
オーバーラインされたら、NOと言いましょう!!!
この本が参考になります。
ブログにまとめました。
これだけを知ると職場の人間関係の悩みが解決し、人生が変わる!〜ブックレビュー「Noと言える人になる」〜
まとめ
私の周りにもカバードアグレッションな人はいます(泣)
感情で相手をコントロールしようとしています。
罪悪感を利用されて、仕事を辞めさせられた人がいます。
わたしも意見を伝えると、逆切れされました。
そして「えっ!!!おれの方がおかしいの?」と思わされました。
このカバートアグレッションな人は、第3者がいるところでは逆切れなどはせずに違った顔を見せます。
そのときにカバートアグレッションを知っていたら、違っていたと思います。
保育園はブラックな職場と言われています。
あからさまなパワハラはなくても、正当なことを言って、逆切れされた経験はありませんか?
そして、こちらの方が悪くなるということがあるあるだと思います。
そのような職場にいる人、もしかしたら家族にそのような人がいると思ったら、
「カバードアグレッション」について理解して、対処方法を学んでおいてください。
絶対に人生が変わると思います。
あなたは間違っていません。
詳しくは次の本を読んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。