毎月カリキュラムを書くのが辛い・・・
カリキュラムはいつもサービス残業です😭
カリキュラムをさっと簡単に書けないかな・・・
保育士は毎月カリキュラム(保育計画)を書いています。
保育士歴20年の私ですが、このカリキュラムを書くのに毎月苦労しています。
余裕がなくなってイライラしたり、絶望して、もう保育士を辞めたいと思うぐらいです。
保育士歴20年の保育士が伝えるカリキュラムを書くコツは!?
えっ!そういうこと?楽する方法はないの?
ありません😭いっぺんにやろうと思わない!近道はありません。
しかし、コツコツとカリキュラムを書く方法にコツはあります!
それは「時間分散」「場所分散」「箇所分散」です。
具体的に説明していきます。
- カリキュラムを書くのがしんどい方
- カリキュラムをできるだけ楽に書きたい方
- 仕事のスピードを上げて出来る人になりたい方
では、どうぞ!
なぜカリキュラムを書くことできないのか?
“そもそも”文章を書くことは難しい
文章を書くことって難しいんですよ。
保育士は当たり前におたよりを書いたり、カリキュラムを毎月書いていますが、普通の人が1,000文字以上の文章を書くことはありません。これは大変な仕事ですし、能力としてすごいことです。
カリキュラムの文字数っていったい何字だろう?数えてみました。
なんと!1700文字以上ありましたよ!
さらに保育士の配慮などは考えて書くのでいい表現が思い浮かばなくて、一文を書くのに10分以上かかる時ありますよね。
カリキュラムを書くことってとてもとても難しいことなんです!
みんなが当たり前にやっているから・・・と言って自分が当たり前にできるとは思い違いです。
みんなすごいです。すごい労力をかけているんです!
”まとめて”やろうと思う
今日はしんどいから時間がある明日やろう!
休みの日にやろう!と思っていませんか?!
明日はまた忙しいですし、休日は思っているような時間はありません。
さらに文章の量に圧倒されて、書く気持ちがなくなります。そしてYouTubeやテレビを見ながらダラダラしてしまって、あっという間に夜中になってしまいます。
まとめてやろうと思ったことが間違いです!
“後で”やろうと思う(まだ時間があると思う)
絶対にやりません!
夏休みの宿題は夏休みの最後まで残っていませんでしたか?後でやろう?は危険です。
後でやろうには、追い詰められるまで後でやろうになります。正解は今すぐ少しずつです。だから後でやろうを今5分だけやろにしましょう。
後で、後でと先延ばしになるとハードルも上がります!
これは致命的ですね。
ますますカリキュラムが書きにくくなります。
カリキュラムを楽にやるための3つの考え方
1.時間分散
まさかカリキュラムを今から60分書こう!と考えていませんか?!
それは無理です。
60分を計画していても、どう書いていいかわからない文章、YouTubeに脱線する、割り込み仕事が入るなど長時間できません。
「5分やる!」「10分やる!」「15分やる!」
ここが限界!この程度でいいです。
人間の集中力は限界があります。
コツコツ積み重ねることが大切です。
2.場所分散
カフェでカリキュラムを書いてしまおう!と思っていませんか?
行くまでにどれだけかかるのか?
そしてあっという間にYouTubeや音楽を聴いてませんか?
今そこで一文を書きましょう!
「園で書く」「駅で書く」「カフェで書く」「家で書く」
色々な場所で少しずつ書きましょう!
3.箇所分散
一気に全部書こうとするからしんどくなります。
個別なら一人の子どもに集中する。
カリキュラムなら「ねらい」だけにする。
一番書きやすいのは行事予定ですね。
決まっているものから、書きやすいところから書くことをおすすめします。
全部を書こうとせずに、部分部分少しずつ書くことが大切です。
ここからは具体的に月のカリキュラム、個別カリキュラムを楽に書く方法を教えます。
月カリキュラムを楽に書く具体的な3つの方法
以前ブログ記事にしました!自信の記事です。
- 去年、先月のカリキュラムを用意する
- 手順をリスト化する
- 文章は8割でいい
この3つをやれば書類作成を3倍効率化できます!
これをやっていない方はすぐに真似しましょう。
保育と同じです。どんどん真似する方が上手になります。
個別カリキュラムを楽に書く具体的な3つの方法
1.個別は毎日一文メモる
「毎日子どもの姿を一文メモる」
これに尽きます。
個別の子どもに対して帰宅前に一文を書いていれば、
個別カリキュラムが進みやすくなります。
2.先月の記録を見る
先月はどのようなことを書いたか?
それから今月の姿を思い出すきっかけにすることができます。
この部分は成長したな〜、こういう姿もあったな〜から色々感じるもの、見えてくるものがあります。
3.同僚に聞いてみる
同僚に質問してみるのもいいです。
○ ○ちゃんの言語面や表現面、どう思う?などです。
聞くと答えてくれてそれを書くだけです。
それをヒントに浮かぶものもありますよね。
まとめ
カリキュラムを書くことは本当に大変です。
まずは一気にやろうとは思わず、時間分散、場所分散、箇所分散を意識しながら、難しいことは分割します!
月のカリキュラムでは
1.去年、先月のカリキュラムを用意する。
2.手順をリスト化する
3.文章は8割でいい
で効率的に書きましょう!
個別カリキュラムでは
1.毎日一文メモる
2.先月の記録を見る
3.同僚に聞いて見る
をコツコツやることで楽にできます。
20年以上カリキュラムを書いてきて、評価、反省、計画は本当に大切ですが、保育で子どもをしっかりと見る、聴くことが最も大切です。書類で苦しむのは本当にやめたいです。
この記事を参考にして、保育を楽しんでもらえれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。