私は放課後児童支援員、いわゆる学童の指導員を7年間やっていました。
毎年春にドッジボール大会という行事がありました。
しかし、学童の子どもたちは、最初は
・キャッチボールが出来ない子どもが多い。
・ドッジボール自体に参加しない子どもが多い。
・得意な子どもは好き勝手やっている。
そんな中で少しずつ学んで来たことを伝えたいと思います。
まずは以前書かせてもらった記事です。
ドッジボール を始める前に、キャッチボールから取り組む。
自信を持ってドッジボール に参加できるようにするとうことです。
これを実践すると一人ひとりが自己肯定感を高めながら、
ドッジボールをやりたい気持ちになると思います。
しかし、ドッジボール 大会では勝つことはできません。
一人ひとりががんばっても、強いチームには得意な子どもが何人もいます。
弱いチームが少しがんばって、他のチームに勝てるようになる子どもに無理のない最低限の3つのことを書きます。
この記事は
◯親子でドッジボール大会に参加する方
◯学童の子どもたちにドッジボールを教える方
◯ドッジボール大会で1勝でもしたいと思っている方
では、どうぞ!
ルールを覚える、守ること
ドッジボールにはルール(ドッジボール 公式ルール)があります。
*各大会には独自ルールがあります。確認しましょう
ルール違反すると、相手チームのボールになってしまいます。
せっかく相手から取ったボールが、反則で相手チームのボールになるとモチベーションが下がります。
そうならないためには、必ずルールを守る。
弱小チームにはまずルールを守ることが必要です。
特にオーバーライン(投げた時に足が線を超えないこと)をしないこと!
ドッジボール中は興奮して、ボール投げる時についついラインを踏んだり、超えたりします。
ドッジボールが得意な子どもがやりがちな反則です。
ドッジボールの勝ち負けを理解すること
ドッジボールは、たくさんの子どもを当てたら勝ちではありません。
また、ドッジボールは投げ合い、当て合いではありません。
では、勝ち負けはどう決まるのでしょうか?
ドッジボールの勝ち負けは「時間内での外野の人数の差」で決まります。
(*各大会には独自ルールがあります。確認しましょう)
これを理解しているかいないかでドッジボール の試合の仕方が変わります。
これを理解していないと強い子ども同士がボールを持っての当て合いになります。
相手の外野の人数を増やすことが勝ちに近づきます。
それを考えると、ドッジボールの苦手な子どもを先に当てていくのが正解です。
強い子どもは内野でも外野にいても強いので、最後に当てるぐらいでいいです。
パスを回せること
大人が上記の2つことを理解して、子どもたちに教える中で
子どもたち同士でパス回しができれば、勝つことにさらに近づくことができるでしょう。
パスを回す目的は、相手の子どもを動かして、できるだけ近いところでボールを当てることです。
相手がコートの遠いところより、近いところにいる方がボールで当てやすいですよね。
低学年でパス回しは難しいです。無理をせずに高学年になってからでもいいと思います。
まとめ
まずはキャッチボールができるようになり、ドッジボールを楽しむことが一番です。
その次にみんなで勝って喜ぶことができれば最高ですね。
もっとルールだったり、上達のコツを理解したい方はどうぞ。
幼児や低学年にはMIKASAの柔らかいボールで始めましょう。
自信を持ったら、公式用のボールを使ったらいいでしょう。
ぜひ、子どもとドッジボールを楽しんでください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。