子育て家庭向けAmazonの5つの使い方

就職・転職する保育園選びで、10年後に後悔しないためにやっておきたい3つのこと

就職する保育園を選ぶって、難しいですよね。

特に公立ではなく、私立の保育園は園によって独自性があります。

一般的によく言われるのが、教育的な指導を大切にしている園、自由で子どもの自主性を大切にしている園というのがあります。

しかし、その「教育的」「自主性」がどの程度なのかは、ホームページやパンフレットを見ただけではわかりません。

「自主性」を謳っておきながら、行事が多く、子どもが遊ぶ時間がないという園はいまだに存在しています。

一般企業から転職して保育園に就職した私が、10年後に後悔しないために就職する前に、何が出来るかを書きました。

1.ボランティアとして保育園で働いてみる

実際に就職を考えている園でボランティアする働ことはとても大切なことです。

実習園にそのまま就職している方も多いと思います。

大切なのは、その園の保育の方針・内容を見れるし、職場の雰囲気も感じることが出来るとてもいい機会です。

ボランティアを2日3日しても何もわからない。

本当のことは実際、働いてみないとわからないという意見はあります。

確かにそういう面があります。ボランティアだし、時間が無駄という人もいます。

しかし、様々な保育園でボランティアをすることは、色々な保育の方針・方法を見る経験になります。

それで自分に合ったと思う園が見つかれば、その後1年、3年、10年自分が過ごす場であることを考えると、コスパが高い時間投資だと思います。

最低限、園見学の機会は持ちましょう!

2.園長・主任の話しを聞いてみる

もし、保育ボランティアや保育実習が出来れば、その園の職員と話す機会を作りましょう。

出来れば、園長や主任の方と話すことが出来れば最高です。

その方々は園の顔です。保育園を経営する社会福祉法人は、昔からの家族経営の園も多いです。

創業者の信念を貫いている園が多くあります。

しかし、園によっては、年功序列だけや人間関係(園長の妻など)でその地位になった人もいます。

そのような園長の中には、保護者への行事の見栄えや多さで自己承認を満たしている人もいます。

能力がなくても権力を持つ人であることは間違い無いので、その人がどういう考えで園経営しているかで園の仕組みや雰囲気が決まってしまいます。

子ども中心の思考はしているのか?行事の出来栄えを気にしている人なのか?話しの中でわかることがあります。

3.保育を仕事にしたい理由を深掘りしてみる

なぜ、自分が保育園に就職しようと考えたのか?

例えば「子どもが好き」ならば、それを深掘りしてほしい。

・あなたが考える「子ども」って、どのような子ども?

・「好き」ってどういうこと?「嫌になる」と思う時は無いのか?

・過去、特に子どもが好きって感じたエピソードは?

・自分が子ども時の印象的なエピソードは?

・自分は母親、父親にどのように育てられてきた?

・親の育て方で、良かったこと、嫌だったことは?

などなど、自分との対話をして、

自分が考える理想の子どもはどのようなものなのか?

どのような保育をしたいと思っているのか?

自分が育てられてきた環境はどのようなものだったのか?

さまざまなことを理解しておくのは、今後の自分の保育に役立つと思います。

まとめ

学生時代には夏休みなどの長期休暇を利用して、ボランティアをすることをお勧めします。

今後、働く業界の見聞を広げるのに、とても役立ちます。

私は専門学校時代に実習先を含めて、様々な保育園のボランティアをしてきました。

結局、就職した先は、ボランティアや実習先ではなかったのですが、とても良かったと思います。

これから保育を仕事にしようとしている方の参考にしていただければと嬉しいです。